2012年06月28日

固定観念を打ち破る斬新なハンコビジネス!

月間電脳工場、編集員の中川です。
 日本のものづくりを支える企業の施設を見学させていただいたり、経営者様にインタビューをするこの"突撃取材"。毎回色々なお話を聞くたびに刺激をうけ、感心させられ続けております。

 さて皆様、ハンコと聞いて何を連想しますでしょうか?朱肉をつけ、紙に押すハンコ。
 今回はこのシンプルな商品の中に世の中のニーズとアイデア、そして大きな夢をもとめ奮闘する株式会社岡田商会 取締役 岡山耕二郎様に今年の3月号に続き、2度目の取材に応じていただきました。

 【編集員、中川】
 お久しぶりです、今年の3月以来ですね。今回も取材協力ありがとうございます。
 さて、前回は子供たちが幼稚園、小学校に入学する際の道具に適した名入れのスタンプ"おなまえ〜る"のセットが楽天で売上の部門ランキングの1位になったとのことで、
 アイデアを生み出す方法などについてお話を聞かせていただきましたが、
 その後新たなるアイデアとの出会いはありましたでしょうか?

 【岡山さん】
 そうですね、ずっと通常ハンコに抱くイメージとは違ったものを考えています。
 "え!?こんなことにハンコを使うの??"という面でお客さんの興味をひくものを考え続けていますね。

 そんななか、100均ショップで透明のビニール傘を買ってきて、それに耐水性スタンプを押してみたり、→http://www.stamp-daisuki.jp/2012/05/100.html

hanko01.jpghanko02.jpg



トートバッグにスタンプを使ってデザインをしてみたり。
http://www.stamp-daisuki.jp/2012/06/blog-post.html

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ハンコではあまりイメージしないような用途で新しい可能性を探っています。
 無地のTシャツにスタンプをしてオリジナルなものにするというようなことも考えました。

 【編集員、中川】
 アイデアを出す作業はとても楽しそうですね。
 やっていて楽しいというのもあるのではないですか?

 【岡山さん】
 周りから遊んでいるのではないかと思われそうで少しそわそわしますが(笑)
 必死に日々試行錯誤しています。

 【編集員、中川】
 アイデアを生み出すコツみたいなものはあるんですか?

 【岡山さん】
 ハンコを事務用品というカテゴリだけで考えてしまうと本当につまらなくなってしまうんです、その固定概念を外すだけで如何様にも面白いアイデアが浮かんでくると思うんです。

 とある人の対談を読んでいて、「メールがこれだけ発展していて、紙もどんどん少なくなってきているし、ハンコは終わってしまう」ということを言っていて、それにとてもショックをうけたんです。でも結局その人はオフィスワークの中でのハンコのことしか目に入っていなくて、視点を変えるとハンコは色々な可能性を含んでいるということに気がついていないと思うんです。
 ハンコに対する固定観念を外す。これが大切なんです。
 【編集員、中川】
 どういったタイミングでアイデアが思い浮かんできますか?

 【岡山さん】
 普段、お客様とお電話させていただいたり、メールをさせていただいたりしていますが、
 色々なことをリクエストしていただけるんです。

 たとえば、バランスゲームでジェンガというものがありますが、
 あの木のブロックにスタンプしてほしいという人がいたり、
 ライフジャケットに自分のネームをスタンプをしたいという人がいたり、
 想像もしない発注がくるんです。
 そんなお客様の声がアイデアの源になっていますね。
 結局、印刷屋に頼んだら値段が高くついたり、ロットの関係で受けてもらえなかったことが、スタンプで出来ないだろうかということで話しがくるんだと思うのですが、
 印刷でやってることをスタンプで楽しくやることが出来るんではないだろうか?
 という逆転の発想に結びついているような気がします。

 【編集員、中川】
 なるほど、しかし良いアイデアが浮かんでも、星の数ほどある競合オンラインショップのなかでうまく成果を上げていかないといけませんよね?

 【岡山さん】
 そうなんです、弊社はECサイト、楽天を通じて商売をしているところが大きいので、
 いかにお客さんの惹きつけるコンテンツを提供できるか。
 そういうところがとても大切になってきますので、例えば楽天大学というカリキュラムを利用して、お客様を魅了できるようなアイデアが出せるように仕事の合間をぬっては"魅了道"というテーマのものを勉強するように努めています。

 価格を下げてハンコを売るということだけでは、結局お客様に価格以上の商品の魅力を伝えることができないですし、ハンコ業界を安売りしか期待されないような業界にしてしまうような気がするんです。
 アイデアに溢れた商品の魅力ある本質を伝えるようなコンテンツを真剣に考えなければ、
 ECショップでは本当の意味でお客様を満足させることはできないと考えていますし、ひいてはハンコ業界の衰退に繋がると考えています。

 ハンコ業界を色々な面で期待されるような業界に変える。
 そういう様なことをやっていきたいと思い、そのために日々勉強が欠かせないと思っています。

 【編集員、中川】
 これからはどのような商品が消費者の心をつかむと思いますか?

 【岡山さん】
 少しキザな言い方になりますが、答えはお客さんがもっているんです。
 バランスゲームのジェンガにハンコするという話しをしましたが、
 お客さんも「これに印刷してくれるところはあるんだろうか・・ん?これハンコで出来るんとちゃうやろか?」といった一連の試行錯誤があったと思うんですよね。
 そして実際にそういった相談がくるわけですから、我々がアイデアを創造することももちろんですが、お客さんからアイデアを頂戴している。という様に感じています。

 この業界の人は固定観念に縛られやすく保守的だなあと感じることが多いのですが、お客さんは本当に柔軟な発想をもっていて、驚かさせられることも多いんです。
 ハンコ業界全体でもっと斬新なことにチャレンジし、その先駆けになるようなことをどんどん考えて、お客様の心をつかんでいけるように頑張りたいです。


 【編集員、中川】
 本日はありがとうございました。

 【取材を終えて】
 今回の取材を通して感じたことは、日々の生活の中でいかに固定観念という枠が人の生活を退屈にしているかということでした。
 固定観念を外し、新しいアイデアを創造するということを突き詰めれば、その人のものの考え方、人間的な魅力を深め、大袈裟かもしれませんが人生をより一層楽しむことに繋がると感じました。

 これからの岡山さんの活躍がとても楽しみです。


【Hankos.com】
http://www.rakuten.ne.jp/gold/hankos/

【Facebook】はんこであそぼ。
http://www.facebook.com/pages/印鑑はんこSHOPハンコズ/245115778860633


posted by Factory-ONE 電脳工場 メールマガジン編集者 at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 突撃取材
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